関東地方は梅雨入りし、毎日ジメジメしてますね。梅雨入り前に冬物の布団カバーを洗わなくては、と思っていたのに、タイミングを逃し、仕事の日に限って天気が良かったりして、がっかりしている管理人です。
さて、今日はこの時期気になる湿気対策について書こうと思います。
室内にたまった湿気は、放っておくとカビの原因にもなりかねません。窓枠の結露やマットレスのカビなどに悩まされないように、湿気対策のポイントを紹介します。
おすすめの湿気対策
①窓をあけて換気する
まず、結露が起きている場合には窓ガラスについた結露を拭き取ります。レールの部分まで拭き取ったら、窓をあけて1時間ほど換気。雨の日でも換気はした方が良いと言われています。
②扇風機や換気扇、サーキュレーターを使用する
除湿をするには、湿気がたまっている場所や結露した部分に風をあて、乾きを早めるのがおすすめ。扇風機やサーキュレーターで風をあて、除湿器や換気扇で吸わせると効率的です。押し入れやクローゼットに向けて風を当てるといいです。また、押し入れやクローゼット内はぎゅーぎゅーに詰めない事も湿気対策としては大事になります。
③除湿剤を使う
湿気がたまりやすい空間には除湿剤を置いておくと良いです。除湿剤にはいろいろなタイプがありますので、使用する場所に応じて選んで下さい。
・据え置きタイプ
広い空間には水分がしっかり吸える据え置きタイプの除湿剤。押し入れなどのあまり開け閉めしない収納場所には、容量が500ml以上の容器タイプのものを置くと、こまめな交換の手間も省けます。湿気は空間の下にたまるため、押し入れの下段に置くなど除湿剤を置く場所も工夫してみてください。なお高い場所にある収納スペースは、容器倒してこぼしてしまうと掃除が大変。高い場所では、据え置きタイプを使用するのはあまりおすすめしません。
・除湿シート
寝ているときには汗をたくさんかくので、布団やベッドも湿気がたまりやすい場所の一つ。寝具には、マットレスや敷布団に敷いて使用する除湿シートを。シートに湿気がたまっても干して乾燥させれば、何度も使用できます。湿気のたまり具合を色で教えてくれる湿気センサーつきのタイプだと、乾燥させるタイミングが分かって便利です。
・ハンガータイプ・シートタイプ
クローゼットにはハンガータイプの除湿剤が使いやすいです。据え置きタイプより少し値段が高めですが、衣服の間にかけておけばクローゼットの湿気を素早く吸い取ってくれます。また引き出しや衣装ケースには薄型のシートタイプがぴったり。除湿だけでなく消臭効果もある物もあります。
④炭
炭は湿度を調節し、細かい穴でニオイも吸着してくれるので、下駄箱や冷蔵庫などの特にニオイがこもりやすい場所に。陰干しをして乾燥させれば何度も使えます。バーベキュー用の炭は粉々になりやすいので、市販の不織布に入った炭を選んで下さい。
⑤重曹
ラッピングに使われていた不織布やハギレなどに重曹を包めば、簡易の除湿剤になります。しばらく吸湿に使ったら、そのあと掃除にも使えるのでとってもエコ。設置したことを忘れてしまわないよう、取り出しやすい場所においたほうがいいです。また布がなければそのままガラス容器に入れネットやガーゼをかける方法もあります。アロマオイルを一緒に垂らしていい香りをさせることもできます。瓶に入れた重曹は定期的に混ぜると吸湿力がアップします。
⑥新聞紙
新聞紙にも吸湿力があるので、下駄箱などに敷いておくと良いです。下駄箱に敷けば汚れ防止にもなります。汚れてきたら新聞紙を敷き替えるだけでいいので、掃除も楽に!ただし、梅雨の時期や冬の間は新聞紙だけでは除湿が間に合わないので、他の除湿アイテムを併用して下さい。
⑦珪藻土アイテム
吸収力の高い珪藻土も湿気取りに役立つアイテム。最近ではお風呂用の珪藻土マットがとても人気ですが、小さな珪藻土アイテムも便利です。玄関におけば除湿ができ、またスプーン型のものをキッチンの調味料(塩)などと一緒に入れれば、調味料が湿気って固まるのを防止できます。 ちなみに、砂糖は乾燥でカチカチの塊になってしまうので砂糖の容器には入れない方がいいです。
⑧布団乾燥機
梅雨などで雨が続くと布団を干すタイミングがなく、湿気が布団にこもりがちになります。そういうときにあると活躍するのが、布団乾燥機。パーツを追加すれば布団だけでなく、洗濯物や靴の乾燥にも使えるものもあります。押し入れやクローゼットに向けて風を送ることもできるので、あると重宝します。
⑨すのこ
布団を押し入れに収納するとき、押し入れに布団を直接入れると、押し入れと布団の間に湿気がたまり、カビたりダニが繁殖したりしやすい環境になります。押し入れの風通しをよくするために、布団の下と側面にすのこを置き、その上に布団をおくようにしましょう。木のすのこは調湿性があり、素材によっては防虫・防カビ効果があって便利です。木のすのこがカビてしまう場合は、プラスチック製のすのこを選べば、すのこがカビる心配もありません。北側にある押入れなどは、すのこと除湿剤を併用するという方法もおすすめです。
湿気対策で注意したいこと
いろいろな方法がある湿気対策ですが、対策をしてもカビが発生することも。万が一カビが発生してしまったときは、掃除機で吸わないようにしてください。掃除機の構造の問題から、部屋中にカビをまき散らすことになりかねません。カビが発生してしまったら、カビがついたものごとに適切な対応をして除去しましょう。
まずは乾燥を心がけ、カビを発生させないようにしたいですね。
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